VR元年と言われた2016年は本当にVR元年だったのか調べてみた!Googleトレンドで定量的に調査した結果

Date
2017.01.11 19:41
Category
ニュース
Written by
編集長
VR元年とは

VR元年と呼ばれた2016年。世間の注目がVRに集まり、VR関連のコンテンツ・サービスの夜明けと言われた1年間でしたが、果たして本当にVR元年だったのでしょうか?

「テレビや業界人が言っているだけで、本当はそんな事ないんじゃない?」
「どうせまた広告代理店とかが仕組んだやつだろ!」
なんて思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回私はVR業界に身を置くものとして、
本当に2016年はVR元年だったのか、出来るだけ定量的に判断できるものが無いか調査してみました!

やっぱり確たる証拠が欲しいですもんね。
簡単ではありますが、以下に調査結果をまとめます!

調査結果報告

今回調査で使用してみたのはgoogle先生の「Google Trends」です。
検索ワードのボリュームを元に世間で注目を集めているものを調べる事が可能です。
まずは以下をご覧いただきたい。

2015年1月から2017年1月の2年間で、「VR」というワードと「ゲーム」というワードの、それぞれの検索ボリュームを元にした人気度を相対的に表しています。

2015年初頭はゲームの方が人気度は高かったのですが、2016年に入ってからその状況が逆転し、2016年後半はVRがゲームに対して、圧倒的に差をつけた状態となっています。
単純に検索ボリュームを元にしてデータが蓄積されているので、それだけ検索された回数が多い=注目を集めているという事が伺えます。

世間一般の人の注目度はやはり2016年に入り相当高くなっていたという事が伺えます。
グラフの傾向からして、2017年はさらに差を付けそうです。

↑こちらが「VR」単体で調査した結果。
やはり検索ボリューム自体、かなり急こう配な右肩上がりとなっています。

2016年=VR元年は本当だった

Googleさんが言うんだから間違いない。
やっぱりVR元年というのは本当でした。
ちなみに地域別にどれだけ人気があるかという情報も確認出来るようなので、そちらもチェックしてみる事にします。

ちょっと小さくて分かりづらいですが日本だけ赤いですねぇ。
ちなみに「VR」が青、「ゲーム」が赤です。
各地域毎で2つのワードでどちらが人気があるかの相対的な比較数値です。
ちょっと日本にドラッグオンしてみます。(いやな予感がしますねぇ。)

VR元年とは

なにこの日本での圧倒的ゲーム人気・・・。

えー、日本に限って言えばゲームの方が圧倒的に人気だという事が分かります。
やだー!VR元年じゃないじゃないですかーーー!年明けてないじゃないですかーーー!!!

VR元年とは

↑こんな気分です。


じゃあ逆に、どこの地域でVRの人気が高かったのかというと・・・?

VR元年とは

フィンランドでした。
フィンランドではVR人気がかなり高まっていたようです。

大多数の国でVRの方が注目度が高かったですが、その中でも群を抜いていたのがフィンランドです。

比較対象がゲームでしたので、海外ではそこまでゲームというワードの人気が無かったようにも感じます。
スマホゲーム大国日本だからこそ、この現象が起こっているのだと思われます。

2016年=VR元年は世界での話で日本はそうでもなかった?

という結論になりそうですがちょっと待ってください!
VR単体で地域を日本に絞って改めて調査してみました。
※初めからそうしろ!というツッコミは無しでお願いしますw

日本単体で見てもVRへの関心が増えている事がわかります。
良かった。VR元年っちゃVR元年でしたw
日本の場合比較対象の「ゲーム」というワードのパワーが強すぎたせいですね。

とはいえ世界的に見ると日本はVR後進国という事も伺えます。
Google社のDaydream Viewも日本での展開は未定ですし、日本のVRマーケットの成熟はあと数年は先という見解もあります。
ただその事に焦る必要は無く、日本は日本らしく独自のゲームやアニメなどのコンテンツ産業と共存しつつVR業界も成熟していけばいいなと私は考えています。

世間的に盛り上がりを見せているVRですが、一度地に足を付けて一歩ずつ進んでいくのも良いのかなと思える調査結果となりました。