直撃取材!DMM VR動画さんへインタビュー!~VR動画配信の未来とは~

Date
2016.12.15 10:00
Category
ニュース
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編集長
DMMVR

2016年11月10日にサービスインとなった『DMM VR動画
2014年11月のティザーサイトオープンから約2年。満を持してのサービスインとなりました。
リリースから1か月足らずでコンテンツダウンロード数20万件突破と快進撃を続けています。

今回はそんなDMM VR動画さんへ突撃取材を行ってきました!
インタビューしたのは、動画配信事業部の営業マネージャー木村さん(写真右)と、第一営業本部のVR担当宇都さん(写真左)です。
※真ん中は私VRinfoの早川です。

リリースを迎えての状況をいろいろとお伺いしてきたので紹介していきます!

インタビュー開始

DMMVR

VRinfo: DMM VR動画リリースおめでとうございます。
リリースされて1か月ですが状況はいかがですか?

DMM: 思いの他、利用されるユーザーさんが多いという印象です。
実際に20万ダウンロード突破という事もあり、その点をちょっとだけアピールして展開をしています。

VRinfo: 20万ダウンロードというのは、初動としてはかなり良い?

DMM: そうですね。
VRという事で前例が無いので、正直どのくらい販売出来るかは予想が付かない部分もありましたが、一部のコンテンツホルダーさんでは製作費をペイ出来る程度の売上は上がっているように思いますので、そういう意味では良い数値だと思います。

VRinfo: サービスインが11月10日という事で、PSVRリリース直後だったり世間では一番VR熱が高まっている時期でしたが、このタイミングを狙ってのオープンだったのですか?

DMM: 11月10日自体を狙っていた訳ではないですが、秋口あたりに、というのは狙っていました。
出来ればTGS2016の前ぐらいに出せればと思っていたのですが、諸事情により伸びて11月のリリースとなりました。
しかしふたを開けてみれば、たまたまgearVRの新製品の発売と重なり、VR業界の良い波に乗れたかなとは思います。

VRinfo: リリースして1か月程度ですが、一般で70タイトル/アダルトで約200タイトルと、リリース1か月未満としては相当のコンテンツ数だなと思いました。
かなり準備されていたんですか?

DMM: そこまで準備という準備はしていないのですが、半年ぐらい前からコンテンツ集めを開始していました。
コンテンツが少ないとサービスが成立しないので、国内のVR動画コンテンツは全て取り扱いできればという意気込みではありました。

話題のドリンクモードについても聞いてみた

DMMVR

VRinfo: 巷でかなり話題になっているドリンクモード。
あれはかなり画期的なシステムだと思いますが、どのような流れで実装が決まったのですか?

DMM: DMMのサービス利用者の多くが男性ユーザーです。
まあ端的に言うと「手元が見えないと弊害がある」という悩みから生まれた、という事ですね笑

VRinfo: なるほど笑

DMM: スマホのカメラを使用して外の映像を映すというのは技術的に可能な状態でした。
であれば、そういった機能を入れる事でネットで話題になるのでは?という事となりリリース時に盛り込ませていただきました。

VRinfo: ユーザー的にも「なんだこれは!?」という衝撃があったと思います。

DMM: そうですね。SNSでチェックしてみると、中々反響があるようで良かったです。

VRコンテンツのユーザー層について

VRinfo: VRコンテンツというと、現在ではガジェット好きのコアな男性ユーザーがメインで、ライト層のユーザーや女性ユーザーが中々少ない状況です。
そんな中御社としては、女性やライトユーザーに対してどのようにアプローチしていきますか?

DMM: 取り扱いコンテンツは、男性向けだけにこだわらず、女性やライトユーザーに対しても、魅力的なものを取り扱っていければと思います。

VRinfo: 具体的にどのようなコンテンツが女性に刺さると思いますか?

DMM: 例えば、弊社のサービスで言うとイケメンを推しにした動画やアニメなどは、女性の利用もあります、アダルトでも女性向けというジャンルがあるくらいですので、そうした作品をVRで展開していけば、女性ユーザーへの訴求も高くなると思います。

VR元年の2016年。DMM VR動画の今後の展望は?

DMMVR

VRinfo: 2016年はVR元年と言われていました。来年はVR業界もかなり動くと思いますが、DMM VR動画さんの目標やビジョンなどはありますか?

DMM: まずは、国内にある商用のコンテンツは全てを扱わせて頂きたいと考えています。これまでVRに興味を持たなかったユーザーさんがいざ「買ってみようかな」と思える状況になった時に、DMM VR動画はコンテンツが多数揃っていて利用しやすいという状態にしておきたいですね。
そのためにコンテンツの数をとにかく増やすという事を重要課題としています。

VRinfo: コンテンツの増加が、結果的にユーザー数の増加にも繋がると。

DMM: そうですね。
販売サイトという立場からすると、商品点数は重要と考えています。
一方でハードの部分に関して、これは目標というより願望になるのですが、VRヘッドセットの開発や普及に関しては、弊社が直接的に関わりづらい部分でもありますので、この点は、大手さんに性能の良いヘッドセットをより手頃な価格で展開していただきたいなと考えています。

今後展開が期待されるコンテンツについて

DMMVR

VRinfo: 一般コンテンツはどのようなジャンルを増やしていく予定ですか?

DMM: アーティストさんのライブや、グラビア系のコンテンツは弊社と相性が良かったりするので今後も増やしていきたいと考えています。
また今月は「舞台『刀剣乱舞』 虚伝 燃ゆる本能寺」のVRコンテンツの配信も予定しています。
定期的に話題となるようなコンテンツは販売していきたいです。

VRinfo: アイドル系のVRコンテンツは私個人的にも結構注目しています。

DMM: ユーザーに対してどれぐらいの訴求力があるのかはまだ分かりませんが、こういったコンテンツがどのような反応となるのか見てみたいですね。
とはいえ何か当たるのかはわからないので、様々なコンテンツを出して様子を見てみて、刺さるコンテンツに力を入れていきたいと思います。

VRの未来はヘッドセットにかかっている!?

DMMVR

VRinfo: 2016年はVR元年。気になるコンテンツや商品って何かありましたか?

DMM: google社が提供するVRプラットフォームdaydreamには注目しています。
我々サードパーティーにとって、どのようなプラットフォームになるか、またリリースされるヘッドセットどれぐらいの機種に対応するのか、どれぐらいの性能なのかというのが、弊社のサービス拡大にも直接的に影響してくるのではと考えていますので、注目しています。

VRinfo: 確かに今、低価格で高画質コンテンツが体感出来るのってgearVRぐらいですよね。
簡易型のVRゴーグルだとどうしても没入感が薄かったり、VR酔いが発生するように思います。

DMM: そうなんですよね。
あとは日本ではiPhoneユーザーが非常に多いので、例えばiPhone向けの専用VRヘッドセットなどが正式に出てくればいいんですがね。

VRinfo: VRヘッドセットの普及とVRコンテンツの普及はかなり連動していますね。
かつて洗濯屋ケンちゃんがもたらした家庭用ビデオデッキの普及と通じるものがありそうです。

DMM: 実際、各方面での市場予測をでも、VRの普及を牽引するジャンルに成人向けコンテンツは挙げられているので、連動していると思います。

ぶっちゃけトーク!儲かってるんですか?そして今後の意気込みは?

VRinfo: ぶっちゃけた話なんですが、マネタイズってどんな感じですか?

DMM: 具体的な数字は申し上げられませんが、思いのほか購入するユーザーが多いので良い状況だと思います。
今後はより様々なジャンルのコンテンツをリリースして底上げを図っていきたいと考えています。
それに合わせて、「儲かるのかな?」と様子見をしていたメーカーさんがどんどん参入してきてくれれば、業界全体の底上げにもなるのかなと考えています。

また現時点ではVRコンテンツを有料配信するプラットフォームとして、一般、アダルト両方を扱うところは無いと思います。
ですので1プラットフォーマーとして、コンテンツメーカーさんにとって「VRコンテンツを作ったらまずはDMMで販売するのが良いだろう!」という存在になれるよう、どんどん拡大していきたいですね。

VRinfo: では最後の質問です。
今後のDMM VR動画さんの意気込みをお教えください。

DMM: 提供するサービスはとにかく高品質なものを目指したいです。
1回体験してコンテンツがショボイともう使ってくれなくなるので、出来る限り高品質なサービスとコンテンツが揃う事を目指していきます。
あとは、とにかくコンテンツ数の充実を目標としています。
VRに興味があるユーザーがDMMを訪れた時にはラインナップが相当充実している状態を目指します。
品質と品数、両方を充実させていきたいですね。

VRinfo: ありがとうございました!
DMM VR動画さんの熱意が伝わってきました!

死活問題!?最後に気になる質問も投げてみた

VRinfo: ありがとうございます。
僕からの真面目な質問は以上です。
あと1個だけフザケた質問も良いですか?

DMM: どうぞ笑

VRinfo: 家でVR動画を楽しんでいると、急に母親が部屋に入って来る、というようなトラブルがあると思うのですが、その辺のうまい解決策って何かありますか?

DMM: それはもう鍵を閉めてもらうしかないです笑

VRinfo: VRの唯一の弱点と言ってもいいですかね?

DMM: まあ没入がウリなんでね。そこに気づかないぐらい没入していただければと思います笑

何なら母親が部屋に入ってきてきても、そのまま出ていってもらえれば、本人は母親が来た事さえ気づかないので、むしろOKです笑
それであればみんな幸せです笑

VRinfo: お母さんは見て見ぬふりをすると笑

DMM: そうです笑


最後に本当にくだらない質問をしてすいませんでした。
いや、世の男性にとっては死活問題ではありますが笑


という訳でインタビューは終了です。
このあとgearVRでDMMさんのコンテンツを体験させていただきました。

DMM VR動画のムフフ作品をgearVRで体験!

DMMVR

この時点でインタビュー残り時間あと5分。焦って中々映像を再生できないポンコツ編集部員の私w

DMMVR

言葉でお伝えするのが難しいのですが、やはりgearVRの没入感は相当良いです。
簡易型のヘッドセットよりも没入度はかなり高く、勢いよく左右を向いたりしても、酔いというのは全くと言っていいほど感じません。

また、ドリンクモードもスムーズに動作していました。
視点を下に向けると、現実世界の映像が見えます。

DMMVR

時間一杯。あと1時間延長したい!とダダをこねるわたくし。

DMMVR

短時間の体験でしたが、メッチャ楽しかったです!
まあこの笑顔になりますよね笑

まとめ

非常に貴重なインタビューとなりました。
DMM VR動画さんの今後の大いなる発展に期待しています!

※この後しっかりDMM VR動画のコンテンツを購入したのは内緒の話。