VRアプリのアドネットワーク『SpeAD(スペアド)β版』利用者募集開始。

Date
2016.10.06 12:59
Category
ニュース
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編集長
spead

VR元年と呼ばれる2016年。
それに呼応するかのように、VR対応のスマートフォンアプリが続々とリリースされ始めています。

現状で無料で楽しめるコンテンツは、有料コンテンツの体験版、企業や映画などとのコラボコンテンツなどがメインで、完全無料のコンテンツがほとんどな無いのが現状です。
通常のスマホアプリの場合、さまざまな広告会社がアドネットワークサービスを展開していますが、VRコンテンツの場合はまだほとんど無いのが原因です。

そんな状況を改善するサービス、VRコンテンツ向けアドネットワークサービスSpeAD(スペアド)β版の利用者募集が開始されたようです。

今後はこのようなVRコンテンツ向けのアドネットワークも様々なし種類のものが出てきそうですが、その先陣を切るようなサービスとなりそうですね。

以下プレスリリース

株式会社DONIKA(所在地:大阪府大阪市)は、2016年10月4日にVRコンテンツを対象とした、アドネットワークサービス『SpeAD(スペアド)β版』の利用者募集を開始致しました。

『SpeAD(スペアド)』は、株式会社DONIKAのVR Labが開発した、VRスペースに広告を表示する、新しいタイプのアドネットワークサービスです。スマートフォン向けにVRアプリを開発する企業又は個人開発者は、『SpeAD(スペアド)』を利用することで、自身のアプリ内に簡単にVR広告を設置し収益を立てる事が可能になります。

『SpeAD(スペアド)β版』利用登録ページ

URL: http://spead.jp/lp/developer/

VR広告とは?

既存のスマートフォン広告では、デバイスのスクリーン上に表示を行う為、VRアプリでは正常に表示することができません。
『SpeAD』では「3D空間」内に広告を表示するため、VRアプリでも広告の表示が可能になります。

『SpeAD(スペアド)』の仕組み

アドネットワーク
複数の広告主と、複数のVRアプリを結ぶ、プラットフォームシステムです。VRアプリ側は、自身のアプリに広告を設置するだけで、『SpeAD(スペアド)』から最も収益性の高い広告が自動配信されます。広告主側は、『SpeAD(スペアド)』への広告出稿をするだけで、複数のアプリへ広告配信が行え、効率的にユーザーへのリーチが可能となります。

収益の発生について 『SpeAD(スペアド)』から配信されたVR広告を、アプリを利用するユーザーが見た(視点が合った)時点で「gazeカウント」し、収益が発生する『gaze課金』を採用致します。広告主は、自身の製品をVR空間に表示するなどのプロモーションや、動画の配信、Webサイトへの誘導等を行えます。
※今後、広告出稿主のニーズと、VRアプリ側のニーズを合わせて調整。
※一部開発中の機能も御座いますので、お問い合わせください。

SpeADの仕組み概要

サービスは10月中旬から開始予定との事です。
公式サイトを確認すると、実際にどのように広告が表示されて広告主のページに遷移するのかが分かりやすく紹介されていました。

spead

①VR空間内で設置された広告オブジェクトを見る(視点を合わせる)と、gazeカウントというメーターが回転します。
※上の画像の場合、真ん中の白い看板を見るとメーターがカウントを開始します。

spead

メーターが溜まると広告主側のページに遷移する仕組みです。

筆者の感想

看板や建物のような感じでVR空間内に広告オブジェクトを設置出来るのは非常に面白いと思いました。
ただ、VRゴーグルを装着した状態で通常のwebサイトに遷移しても、ユーザーとしては非常にうっとうしい限りだと思います。

ですので、広告アクションをWEB遷移以外の何かにしたり、遷移するにしてもVRモードを終了したタイミングにするなど、何かしらの工夫を施せば、VRアプリのマネタイズとして十分に活躍しそうな予感がしています。

また、成果地点をクリックに置かず、表示させるだけ(認知)としているナショナルクライアントであれば広告効果は大きくなりそうな印象ですね。

いずれにしてもVRコンテンツの充実に向けて欠かせないサービスだと思いますので、今後の発展に大いに期待しています。

プレスリリース元

株式会社DONIKA
企業HP:http://donika.co.jp/
お問い合わせ:donika@donika.co.jp